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「リューベ」って何?現場で使う単位について

こんにちは、第一建設株式会社です!
たまに事務所で社長や現場のみんなが話していて耳にする「リューベ」という言葉。
何かの大きさの単位の話をしているようなのは分かるのですが、それが何かまでは分からず…。
なので調べてみました!今回は、この「リューベ」という単位について、皆さまにも分かりやすくご紹介していきたいと思います!

「リューベ」は体積の単位

「リューベ」は、立方メートル(m³)を現場風に読んだ言い方です。
英語では「cubic meter(キュービックメートル)」ですが、日本の建築現場では「立米(りゅうべい)」と書いて「リューベ」と呼ぶのが一般的。


つまり、
■ 1リューベ = 1立方メートル(m³)
ということです。

どれくらいの大きさ?イメージしやすくすると…

「1立方メートルってどれくらい?」とイメージしにくいですよね。
簡単に言うと、

1m × 1m × 1m の立方体
つまり「大きなサイコロ型の箱」を想像してください。
この中に入る量が、ちょうど1リューベになります。
なんと「1リューベのコンクリート」=約2300〜2400kgの重さになるんです!

リューベは何に使われる?

建築や土木の現場では、体積で物量を管理する作業がたくさんあります。以下のような場面で使われます。

1.コンクリート打設量
コンクリートは生コン車(ミキサー車)で現場に運ばれてきますが、その量は「〇〇リューベ」で管理されます。
例えば、基礎を作るために「5リューベ」打つ、というように使います。


2.掘削・埋戻し工事
土地を掘ったり、土を埋め戻す作業でも、土の量を「リューベ」で計算します。
重さではなく体積で管理することで、トラックの台数や時間の見積もりにもつながります。


3.木材や砂利の搬入
資材の中でも、木材や砂利などをまとめて扱うときは体積で管理されることが多く、これもリューベで表されます。

なぜ「リューベ」って言うの?

もともとは「立米(りゅうべい)」と読むのが正しいのですが、現場では読みやすさや言いやすさから「リューベ」となまって使われるようになりました。
建築・土木の世界ではよくある“現場用語”のひとつなんです。

なので、もし現場の人が「リューベ」と言っていたら、「あ、体積の話をしているんだな」と思ってOKです!

まとめ

いかがでしたか?
建築や土木の現場では、たくさんの専門用語が飛び交いますが、「リューベ」はその中でもよく使われる単位のひとつです。


リューベ=立方メートル(m³)=体積の単位
1リューベは1m × 1m × 1mの大きな箱の中身
コンクリートや土、資材の量を表すときに使う

普段あまり聞かない言葉かもしれませんが、建築現場ではごく当たり前に使われています。
「リューベ」って結構身近な単位でしたね。意味が分かると意外とシンプルだったりします。建築の世界には、そんななんか聞いたことあるけどよく知らないがたくさん。これからも、そんな小さな「なるほど」をお届けできればと思います。

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