みんなの必需品②
こんにちは、谷上です!
今回はみんなの必需品の第二回目です。
今回ご紹介するのはこの木でできたハンマーみたいなもの!
蟻塚君に聞いてみましたよ!
これは、掛矢(かけや)と言います。
樫などの硬い木で作られた大型の木槌のことです。
掛矢は、木材を打ち込んだり、杭を地面に打ち込むときに使う、大きくて重たいハンマーのような道具です。普通の金槌よりも大きくて、持ち手が長いのが特徴です。
槌の部分の直径は13~15cm、全体の長さが24~27cm、柄の部分が90cm 程度あります。重さが3~4kg ほどあるため、掛矢を振り回して杭を打込むことは容易ではないのだとか!
どんな風にするのか実際の様子を見せていただきました!
掛矢は、建設現場でとても重要な役割を果たしています。例えば、木造の家を建てるとき、木材をしっかりと打ち込むために使われます。また、地面に杭を打ち込んで作る遣り方でも必需品です。
遣り方(やりかた)とは、基礎工事の前に、柱や壁などの中心線や水平線を設定するため、杭を打ってつくる仮設物のこと。実際の建築物の位置・高さ・水平の基準となる重要な工程、だそうです。
掛矢を使うことで、しっかりとした構造や基礎を作ることができ、安全で頑丈な建物を建てることができるのです。
掛矢は、昔から使われている伝統的な道具です。日本では、古くから木造建築が盛んで、その技術が受け継がれてきました。掛矢もその一つで、今でも多くの現場で活躍しています。
今回は、建設現場で重要な役割を果たす「掛矢」についてご紹介しました。少しでも建設の世界に興味を持ってもらえると嬉しいです。これからも、建設に関するさまざまな情報をお届けしていきますので、お楽しみに!
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