第一建設

コンクリートが固まるまでの秘密

こんにちは、第一建設です!
建物や道路、橋など、私たちの身近なところで使われている「コンクリート」
コンクリートは乾燥すれば固まると思っていませんか?
実は、コンクリートは乾燥して固まるのではなく、「水和反応」という化学反応によって強度が増していくのです。
今回は、コンクリートがどのようにして固まるのか、解説していきたいと思います!

1.コンクリートはどうやって作られる?

コンクリートは、セメント・砂・砂利・水を混ぜ合わせて作られます。このとき、セメントと水が化学反応を起こし、コンクリートが固まっていきます。
この反応を「水和反応」と呼びます。

2.コンクリートは乾燥ではなく化学反応で固まる!

・水和反応とは?
 セメントと水が結び付き、結晶が成長することで強度が増す仕組みです。乾燥させることで固まるわけではなく、適度な水分を保ちながら反応が進みます。
・完全に固まるまでの期間は?
 コンクリートは打設後、約4週間かけて強度が最大になります。最初の数時間である程度固まりますが、時間をかけてさらに強くなるのです。

3.コンクリートの養生とは?

コンクリートをしっかりと固めるために養生という作業が必要になります。
・湿度を保つために水を撒く → 乾燥しすぎるとひび割れの原因になる
・寒い時期はシートをかけて保温する → 気温が低いと水和反応が進みにくくなる

4. もし適切に養生しないとどうなる?

・ひび割れが発生する → 急激に乾燥すると、表面にひびが入る
・強度が低下する → 水分が足りないと、十分な硬さが得られない
・工事の安全性が損なわれる → 強度不足のコンクリートは、建物の耐久性に影響を与える

まとめ

コンクリートは乾燥ではなく水和反応によって固まります。適切な湿度と時間をかけてしっかり養生することで、強く長持ちします。
普段何気なく見ているコンクリートにも、科学の力と職人の技術が詰まっているんです。
工事現場でコンクリートを扱っている様子を見たら思い出してみてくださいね!

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