家の骨組みってどうなってるの?木造住宅の構造をやさしく解説

こんにちは、第一建設です!
家を建てようと考えたとき、「外観は?」「間取りは?」と目に見える部分に注目しがちです。
外から見ると、壁や屋根があって、玄関や窓があって…
中に入れば、リビングやキッチン、畳の部屋など、間取りがはっきり分かれていて、「見えるもの」がたくさんあります。
でも実は、家の中身、特に骨組み(構造体)が、家の耐久性や安全性を大きく左右する重要なポイントなんです。
今回は、木造住宅の構造(骨組み)についてやさしく解説していきたいと思います!
家にも「骨」がある?構造体の基本を知ろう
私たちの体に骨があるように、家にも「骨組み(構造体)」があります。
これがあることで、家は長年にわたって重さや地震・風などの力に耐えながら、安全に建ち続けることができます。
では、木造住宅の場合、どんな“骨組み”があるのでしょうか?
代表的なものは以下の通りです。
▶︎ 柱(はしら)
縦にまっすぐ立っていて、屋根や2階の重さを下に伝えます。人間でいうと「脚」のような存在です。
▶︎ 梁(はり)
柱と柱の間を横に渡してつなぎ、床や天井を支えます。「腕や背骨」のような役割です。
▶︎ 筋交い(すじかい)
柱と柱の間に斜めに入っている木材で、家がグラグラしないように支えています。バランスをとる“インナーマッスル”のようなものです。
この3つが組み合わさって、家の骨格=構造体ができています。
木造住宅の骨組みはどうやって作られるの?
住宅の工事が始まると、まず基礎の上に柱や梁を組み立てる「上棟(じょうとう)」という工程があります。
この上棟の日は、家の骨組みが一気に立ち上がる節目であり、まさに家が生まれる日。
構造部分がすべて見えるのはこのタイミングだけ。
お施主様にとっても、「家の中身を見られる貴重な機会」です。
また、現場ではミリ単位での調整を行いながら、柱の垂直・梁の水平を正確に組み上げていきます。
骨組みの精度が、家の仕上がりや耐久性に大きく関わるため、非常に重要な工程です。
地震に強い家は、構造がしっかりしている
「地震に強い家ってどんな家?」と思われる方も多いでしょう。
実は、そのカギを握るのがこの骨組み(構造体)の設計と施工の精度です。
以下のような要素が、家の耐震性に関わります
- 柱や梁の太さと配置バランス
- 筋交いや耐震パネルの位置と数
- 接合部に使う金物の強度
- 壁や窓の配置(左右バランスが重要)
弊社では、構造計算に基づき、現場の施工精度にもこだわって、安心・安全な木造住宅の構造を提供しています。
家の構造を知ることは、良い家づくりの第一歩
住宅の構造(骨組み)は、完成すれば見えなくなる部分ですが、家の寿命や安全性を支えるもっとも大事な要素です。
「見えない部分こそ丁寧に」
これは、私たち建設会社が大切にしている考え方です。
これから家づくりを始める方には、「この家、どんな構造でできているのかな?」
と、ぜひ家の中身にも目を向けてみていただきたいと思います。
第一建設では、お家の新築・リノベーション・改修・修繕を行っています。
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