工事現場の豆知識⑥ ~工事現場の看板の役割~

こんにちは、第一建設です!
工事現場の周りを歩いていると、「○○工事を行っています」や「ご迷惑をおかけします」といった看板を目にすることがありますよね。普段何気なく見ているこれらの看板ですが、実は工事を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。
今回は、工事現場に設置される看板の役割についてご紹介します!
1.工事内容を知らせる
工事現場の看板には、工事の内容や工期、施工会社の名前などが記載されています。これは、地域の方々に「どんな工事が行われているのか」「いつまで続くのか」を分かりやすく伝えるためです。
例えば、新築工事の現場では「○○月○○日より○○様邸新築工事を行っています」や「202X年○月完成予定」といった表示があり、周囲の方が工事の内容や完成時期を事前に把握できるようになっています。
また、工事中は騒音や振動が発生することもあるため、「ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします」といったメッセージを併記し、近隣住民への配慮を示すこともあります。新築工事がどのように進んでいるのかを知ることで、地域の人々も完成を楽しみにすることができるでしょう。
2.安全対策の一環としての役割
工事現場では、作業員だけでなく、周辺を通行する人の安全にも配慮する必要があります。そのため、注意喚起のための看板が設置されます。
・「工事中につき通行注意」 → 歩行者や車両に工事区域があることを知らせる
・「頭上注意」「足元注意」 → 落下物や段差の危険を知らせる
・「関係者以外立入禁止」 → 不意の事故を防ぐために、関係者以外の侵入を防ぐ
このように、看板は安全対策の重要な役割を担っており、事故を未然に防ぐために欠かせない存在なのです。
3.地域の方への配慮
工事中は騒音や振動が発生することもあり、近隣の住民にとっては気になることもあるかもしれません。そのため、「ご迷惑をおかけします」といった謝罪のメッセージを記載した看板を設置し、周囲への配慮を示すことが一般的です。
また、緊急時の連絡先が記載されている看板もあり、何か問題が発生した際にすぐに施工会社へ連絡できるようになっています。
4.工事現場の看板は法律で定められているものもある
実は、工事現場の看板には法律で設置が義務付けられているものもあります。例えば、建築基準法では、建築工事を行う際に「建築計画のお知らせ」という看板を設置しなければならないと定められています。
この看板には、以下のような情報が記載されています
・ 建築主の氏名や住所
・ 設計者・施工者の氏名
・ 建築物の概要(階数や延べ床面積など)
これにより、地域の人々がどんな建物が建設されるのかを事前に知ることができます。
まとめ
工事現場の看板は、ただの表示ではなく、工事のスムーズな進行や安全管理、地域の方々への配慮など、さまざまな役割を担っています。
・工事内容を知らせる→どんな工事を行っているのかを周知
・安全対策への一環→注意喚起で事故を防ぐ
・地域住民への配慮→騒音や振動への理解を求める
・法律で定められて表示もある→建築計画を明示し、透明性を確保
工事現場を見かけた際には、ぜひ看板にも注目してみてください!

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