現場の地縄って何のための線?

こんにちは、第一建設です!
更地の敷地を見に行ったとき、地面にひもが四角く張られているのを見たことはありませんか?
これは「地縄(じなわ)」と呼ばれるもので、「この場所に、こういう形の建物が建ちますよ」
ということを示すための線です。
建築が始まる前に、敷地に実際の建物の輪郭を地面に描く作業。それが「地縄張り」です。
図面を地面の上で可視化する
図面で見ていると、建物の大きさや位置ってなんとなく分かりますが、
実際に敷地の上に地縄を張ると「けっこう狭いな」「思ったより奥行きある!」
といった具体的な感覚がつかめます。
この地縄は、お客様が建物の配置をイメージするためにも重要。
「玄関はここ」「庭はこれくらい取れそう」「駐車スペースはここかな」といった確認ができます。
建築の前の“地面上の仮の建物”といってもいい存在です。
役所や近隣の方への配慮にも
地縄は、お客様の確認だけでなく、近隣の方にも「ここに家が建ちます」
という事前案内の役割を果たします。
敷地の境界からどれくらい離れているか、隣地との距離はどうか…
そういったトラブルの芽を事前に摘むためにも、大切な工程なんです。
私もはじめて現場で地縄を見たとき、
「こんな段階から建築は始まってるんだな」と感心しました。
地面に張られたひも一本にも、大事な意味があるんですね。
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